RealforceGX1の打鍵感があまりにもウンコすぎてストレスでハゲそうだったので、やれることはないかと思いキーキャップの変更を実施した。
キーキャップの変更による恩恵
昨今自作キーボードの流行りにより、いろいろなキーキャップが出回っているが、キーキャップには素材による打鍵感の違いもあるようだ。
キーキャップで用いられる素材はいろいろあるが、主にPBT素材とABS素材が使われるようだ。
大雑把な捉え方としてPBTは耐摩耗性が高く高級な素材、ABSは熱に弱くキー印字の方法に制限が出たりペラペラな質感になりがちであるということが言えるらしい。
Realforceのキーキャップを見ると、従来のモデルはPBTであるのに対してGX1はABS素材。
GX1のキーキャップを外してみると手元にあるRealforce R2 PFU Limitedの質感とは程遠い。
全体的にペラペラな質感で爪ではじいてみると情けない音が鳴る。
あと、PBT素材は熱に強いことからキー印字に昇華印刷という手段を用いることができる、これがまたシックでよいのだ。
よって今回はPBT素材のキーキャップに変更する試みを実施することにした。
キーキャップは一期一会
今回、変更するキーキャップを選定するにあたって意外だったこととしてはキーキャップの希少性。
GB(GroupBuy)方式が一般的で、生産前にデザインを公開して一定期間購入者を集い実際にその数の生産を行うという期間限定の受注生産の方式をとるのが一般的らしい。
本当は以下のキーキャップセットが欲しかったが、これはもう募集を締め切っていて購入することができなかった。

また、今回俺が買ったGX1は日本語レイアウトなのでそもそも外国語キーボードがメインの自作キーボード界隈では異端だ。
キーキャップのオプションにinternationalKitが存在していれば良いが、それも必ず存在するとは限らない。

また、JapaneseVersionみたいな書かれ方をしているものの、カナ印字があるだけでキー配列はUSとかいう悪魔のようなものも存在する。

そういった兼ね合いがあって、キーキャップはどうやら一期一会の製品であることが分かった。
KBDfans PBTFANS DOLCH Cherry KeycapsというのがInternationalKitもSpacebarKitもあってよいかなと思ったのだが、すべて買うと$200近い出費になるため今回は見送った。
自作キーボード界隈をWatchしながら気に入ったキーボードが出現するのを待とうと思う。
妥協案としてのキーキャップ
気に入るキーキャップとの出会いを果たせなかったため、とりあえずで変更するキーキャップを選択する必要がある。
今回はCorsairのキーキャップを選択した。
フルキーで5000円未満と手ごろだったのとPBTであることから購入した。
本当は白やピンクなどど派手な色が黒ベースの筐体にどうマッチするか見たかったのだが、一部サイズの合わないキーがあることが分かっていたので黒にした。
変更した姿は以下。
ダセェ~~~~
文字のダサさはRealforce GX1標準キーキャップと並ぶレベル、文字太すぎ。
キーキャップの質感はというと、梨地加工(?)がGX1標準のものよりしっかりついていて俺好みだった。
ただし、梨地の目はRealforce R2 PFU Limitedと比べると少し荒い。
ペラペラ感はGX1標準と比べると確かに改善しているように感じた。
ただこれもRealforce R2 PFU Limitedと比べるとランクは数段下だ。
キータイプの音も結局チャカチャカしていて不快、これはもうキーキャップの性能とかじゃなくていよいよスイッチ自体の品質かもしれない。
だとしたら本当にこれは静音スイッチなのか???音が不快なので標準スイッチよりもむしろうるさく感じる。
まとめ
キーキャップの素材による打鍵感 打鍵音の違いは確かに存在するものの、従来のRealforceに近い感覚にすることはできなかった。
ごみスイッチはごみスイッチで救えないのかもしれない。
(今度自作キーボードのお店言ってRealforceっぽい質感のキーキャップ探しに行ってみる)
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