BALMUDA The Toasterは高級トースターの火付け役ともいえるもので、5年程度前に発売されましたが、昨年の秋ごろ新モデルが発売されました。

新モデルはEU市場に対応するための電源スイッチの増設、各機構の効率化が行われたマイナーチェンジモデルです。
新規性には乏しいもののずっと気になっていた製品であったため今回購入してみました。
BALMUDA The Toaster購入前はTIGERの1万円程度のモデルを使用していました。
2万円レンジの製品群から見ると、廉価機に見えるTIGERの製品ですが果たして違いは・・・

BALMUDA The Toasterは2万5千円の価値があるのか
結果からいうと、BALMUDA The Toasterには2万5千円の価値はないように見えます。
少なくともプレーンのトースターを焼くことを目的にすると、上で挙げたTIGERの物との差はあまりないように感じました。
スーパーのプライベートブランドの最安値パン、パン屋さんの高級パン、それぞれの冷凍物でメーカーの推奨する設定でトーストを作ってみましたが、BALMUDA The ToasterとTIGERのトースターには大きな違いがないように感じました。
BALMDA The Toasterはマジでトーストしか焼くことができない
また、BALMUDA The Toasterは庫内面積が狭く、22cmのピザすら焼くことができません。
筐体の体積に対して庫内は非常に狭いです、保温、保湿のために壁が厚くなっていることが原因ですが、ピザが焼けないのはちょっと・・・
ここまで筐体がでかいならいっそのこともっとでかくていいから25cm前後は欲しいところ。
この時点でこのトースターはマジでトーストしか焼けない家電に成り下がります。
よって、オーブンレンジ、もしくは2台目の大き目トースターの準備も必要になります。
また、縦方向の余力も少なく、背の高いパンを焼こうとすると焦げる場合があります。
「フランスパンモード」というモードを使うと焼き色を付けずにふんわり温める動作になるようですが、それでも焦げるもんは焦げます。

BALMUDA The Toasterの真価はチーズトーストにある
BALMUDA The Toasterは自信をもって値段相当の価値があるとは言いにくいものの、チーズトーストのうまさだけはマジのガチで最高。
BALMUDA The Toasterで焼くチーズトーストはマジで最高。
チーズはみずみずしくもっちり、マジで最高にうまい。
俺はこのチーズトーストで2万5千円の価値を感じた。
チーズ嫌いマン視点では意識高いデザインだけの糞高ゴミトースターだけど、チートー大好きマン視点ではマジで買い。
チートー好きなら買っとけ。

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