GeForceのドライバと一緒にインストールすることができるGeForce Experience。
このツールはゲームの設定を最適化する機能や、GPUリソースを使用した低負荷なキャプチャリング機能が一緒になったソフトウェアです。
特に後者はクリップ撮影に便利ですし、そもそもGeForceのドライバをデフォルト設定でインストールすると抱き合わせでインストールされるソフトウェアなのでインストールされている方も多いのではないでしょうか。
GeForce Experienceのオーバークロック機能とは
GPUのオーバークロックは今まで「MSI After burner」に代表されるオーバークロックツールを使用するのが一般的でしたが、Nvidia RTX20シリーズから「Nvidia Scanner」というNvidia社謹製のオバークロック機能がリリースされました。

この機能を使用するインターフェースはGPUメーカーなどのサードパーティ製アプリに実装されていましたが、最近Nvidia GeForce Experienceからアクセスできるようになりました。
Nvidia Scannerの設定方法
まずはGPUの負荷になりそうなソフトウェアをすべて閉じます。
(ゲームやブラウザ、SteamなどのGPUアクセラレーションが効くソフトとか)

Windowsボタンから「GeForce Experience」を起動します。

GeForce Experience からGeForce Experience オーバーレイを起動します。

画面右側の「パフォーマンス」ボタンをクリック。

下のパラメータを好きな値にいじって「自動調整を有効にする」をクリックするとスキャンが始まり(10分程度)オーバークロックが行われます。
結果


メモリクロック、GPUクロックともにOCが効きました。
ちなみに、初回で+124Mhzを引いたのですが、それ以降何度やっても+100Mhzを引くことができなかったので、実行結果にはばらつき&だいぶ余裕がありそう。
結局AfterBurner最強か?
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